2017年12月23日土曜日

MacBook Pro (15-inch, 2016) 1年使用レビュー

Touch Barを搭載した新世代のMacBook Pro (15-inch, 2016)を購入して今日で1年
しっかり使い込んだ上でのレビューをお届けします。



Touch Bar


対応アプリがまだ十分でないなど、本領を発揮しきれていないTouch Barですが、日常使いの中には完全に溶け込んでいるようで、Touch Bar非搭載のMacを使うと少し物足りなさを感じます。写真一覧のスクロール動画の再生位置を変更するときはつい手元を見てしまいます。



典型的な活用シーンとしては
  • ある機能を実行したいがカーソルを動かすのが面倒
  • キーボードショートカットもあるはずだが覚えていない
  • Touch Barを見るとコマンドが表示されている
ようなケースが一番に思い浮かびます。

Touch Barで実行できる機能はキーボードショートカットをあえて覚える必要もないため、以後は機能の実行にTouch Barを使うようになります。

実はこのブログを書くときにかなり活用していて、文字をボールドにする、箇条書きにするなどはTouch Barから実行しています。

Touch ID


Touch Barの右端にはiPhoneでおなじみのTouch IDが埋め込まれています。
これは便利の一言。

使わないときはディスプレイを閉じてスリープ、という使い方をしているため、ディスプレイを開けてTouch IDに触れると作業ができるというスピード感に慣れると、パスワードの入力はめんどくさくて仕方ありません。



残念なのはTouch IDが使えずパスワード入力を求められるケースが残っている点。
特にシステム環境設定のロック解除はTouch IDが使える場合と使えない場合が混在していて謎です。

システム全体でパスワードレスが実現できることを期待しています。
(次はFace IDかもしれませんが。)

デザイン


2016年モデルからMacBook Proはデザイン一新
15インチとは思えないほどの薄さを実現しています。



Proモデルと言えば以前は黒のイメージでしたが、iMac Proにも採用されている通り、最近ではスペースグレイがProの証となりつつあるようです。

アルミのユニボディ筐体は剛性感たっぷりで、ディスプレイを閉じて小脇に抱えた時の凝縮感はとても心地が良いものです。

重量は15インチディスプレイを内蔵していながら1.83kgしかなく、膝に乗せて使っても全く苦になりません。

パフォーマンス


搭載されるCPUはクアッドコアIntel Core i7 2.6GHz(Turbo Boost 3.5GHz)
写真やビデオの編集など、ある程度パワーが必要な処理であっても余裕でこなしてくれます。
ウェブを見たり写真を見たりといった一般的な用途であればオーバースペックかもしれません。



長時間にわたって高い負荷をかけるようなことがない限り、ファンが高速に回転することもなく、常時ほぼ無音で作業することが可能です。

さらに画面の描画や複雑な処理を補助するために搭載されたGPU高速なRadeon Pro 450省電力なIntel HD Graphics 530の2台構成。
アプリに応じて自動的に切り替わるため、常に適切なパフォーマンスが得られるようになっています。

バッテリ


76.0Whの大容量バッテリを搭載しているため、ウェブブラウジングを中心とした軽い作業であれば7〜10時間はバッテリ駆動可能です。

CPUとGPUをフルに活用するような処理であっても2〜3時間はバッテリ駆動しますが、重い処理を行うのであればACアダプタを接続した方が良さそうです。

ディスプレイ


明るく高コントラストなRetinaディスプレイ、1度見てしまうともう他のディスプレイには戻れないほどの魅力があります。

15.4インチの大画面はあらゆる作業効率を上げてくれるだけでなく、高画質と相まって写真や映画の鑑賞にも最高の表示デバイスです。



さらに広色域P3に対応しているため、iPhoneなどの対応デバイスで撮影した写真やP3プロファイルでRAW現像した写真などはより鮮やかな赤や緑の表現を楽しむことができます。

スピーカー


薄い筐体からは想像できないような大音量で綺麗な低音が広がります。
音楽を聴きながらの作業や映画鑑賞をヘッドフォンなしで楽しむことができるクオリティになっていて、ついボリュームを上げてしまいがちです。



人の声の音域が聞こえやすいようにチューニングされているのか、ボーカルの声や動画の音声が聞き取りやすく、特に夜中に小音量で再生しているときでも、比較的はっきりと声を聞くことができます

キーボード


過去に何度かレビューしていますが、第2世代バタフライキーボードは個人的にはMacBook Proで最も好きなポイントです。



軽いタッチと確かな手応え、USキーボードとプログラミングの相性は最高です。
打鍵音がうるさいといわれることも多いですが、このキーボードに関してはあまり音がしないくらいの力で軽く入力するスタイルが一番あっていそうです。

トラックパッド


iPhoneよりも巨大な感圧タッチトラックパッドは相変わらず完成度が高く、各種ジェスチャー操作が非常に便利なためマウスの必要性を全く感じません。



大きすぎてキーボード入力時の誤操作が発生しそうですが、不用意なカーソルの移動はほぼ皆無、キーボ入力を邪魔することはまずありません。
この辺りのパームリジェクション技術は同じく全画面がタッチパネルとなっているiPhoneやiPadでのノウハウが活きているのでしょうね。

Thunderbolt 3 (USB-C)


Thunderbolt 3に統一された4つのポート。

充電だけでなくあらゆる周辺機器を接続することが想定されていますが、現在はUSB-C端子への移行時期ということもあり、まだまだ変換アダプタが必要です。



給電が可能なタイプのハブやドックを使えば、充電を含め周辺機器の接続がケーブル一本になるというのはメリットかもしれません。

40Gbpsという圧倒的な転送速度を活かせる周辺機器もまだ多くないですが、今後eGPUなどThunderbolt 3でしか実現できないことも出てくるはずなので、将来への投資的な面がありそうです。

安定性


発売当初は安定性に難のあったMacBook Pro (15-inch, 2016)ですが、macOSがアップデートされるたびに改善され、今では突然不安定になることもなく、かなり安定しています。

macOS High Sierraで導入されたAPFSやMetal2など、購入当時よりも様々な面で高速化されているのも嬉しいポイントです。

結論


発売当初はTouch Barを中心に賛否両論が巻き起こっていたMacBook Pro (15-inch, 2016)。
実際に購入し1年使い込んでみましたが、これといった不満はなく、綺麗なRetinaディスプレイと快適な第2世代バタフライキーボードで作業できることが楽しくて仕方ありません。

この先数年は良き相棒として頑張ってもらう予定です。


2017年12月17日日曜日

Radeon Pro 450の実力は?MacBook Pro(15-inch, 2016)をBootcampでベンチマーク

MacBook Pro(15-inch, 2016)にBootcampでWindows 10を導入して、GPUのベンチマークを行ってみました。

MacBook Pro 15インチの2016年/2017年モデルにはAMDRadeon Proシリーズが採用されています。
2016年モデルの場合、標準構成だとスペック的には一番低いRadeon Pro 450が搭載されており、およそ1TFLOPSの性能があると謳われています。

動画や画像処理のアクセラレーション用途がメインであまりゲームには向いていないと予想されますが、実際のところどうなのか。
定番のベンチマークアプリ「3D Mark Sky Diver」と「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」で測定してみました。

測定方法

  • MacBook Pro (15-inch, 2016)
  • BootcampでインストールしたWindows 10で起動
  • 3D Mark Sky Diver:デフォルト設定で実行
  • ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター:1920x1080、フルスクリーン、標準品質(デスクトップPC)で実行

結果

ベンチマーク結果はGPUだけでなくCPUの性能にも大きく影響を受けるため、GPU単体ではなくRadeon Pro 450を搭載したMacBook Pro(15-inch, 2016)の結果として参考にしてください。

3D Mark Sky Diver:10398


ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター:7652 非常に快適(最高品質の場合3006 やや快適)


結論


Bootcamp環境でゲーム用ではないRadeon Pro 450という厳しめの条件ではありますが、ベンチマークの数値を見る限り2014〜2015年頃のミドルクラスゲーミングノート程度(GeForce GTX 860M程度?)の性能はあるようです。

実際いくつかゲームも試してみましたが、意外と快適にプレイすることができました。

2017年モデルになってGPUもRadeon Pro 550となり若干性能アップしたようですが、おそらく同程度の結果になるのではないでしょうか。


2017年12月14日木曜日

mineo + iOS 11.2.1 + au版 iPhone 7で動作確認

iOS 11.2.1が公開されていたのでアップデート。

au版 iPhone 7とmineoの組み合わせですが、ネットを見たりするだけであれば今のところ問題なしです。

通話やSMSなどは未検証なので、心配な場合はmineoの公式発表を待ってからのアップデートをお勧めします。

2017年12月8日金曜日

Adobe CCフォトプランデビュー!Lightroomも5からClassic CCにアップグレード!

Amazonのサイバーマンデーセールに合わせてAdobe CCの年会費が割引になっているのを機に、ついにAdobe CCデビューしました。

目当てはもちろんLightroom Classic CC
Lightroom 5の細かい不具合を我慢しながら4年使い続けてきましたが、そろそろ限界を感じていたタイミングでのアップグレードです。



左が5、右がClassic CC。
Classic CCはバージョンとしては7.x系になったようです。

第一印象は「あんまり変わってない?」、
ちょっと触った印象は「動作が速い!」でした。

5と比べるとGPUに対応したほか、内部処理も高速化されているらしく、写真の切り替え速度などが明らかに高速になっています。

そしてさらにおまけというにはあまりにも豪華なPhotoshopまで使えてしまいます。



これまではPhotoshop ElementsやAffinity Photoで写真編集していましたが、今後は思う存分Photoshopを活用したいですね。


2017年12月3日日曜日

SEL55210でスーパームーン撮影に挑戦

今年最後のスーパームーンがベランダから見えたため、α7II + SEL55210手持ち撮影に挑戦してみました。


α7II + SEL55210:全画素超解像ズーム, APS-Cサイズ撮影, 35mm換算315mm, F8, 1/800, ISO400(クロップのみ実施)

クレーターまでくっきりとはいきませんが結構撮れますね。


2017年12月2日土曜日

mineo + iOS 11.2 + au版 iPhone 7で動作確認

iOS 11.2が公開されていたのでアップデート。

au版 iPhone 7とmineoの組み合わせですが、ネットを見たりするだけであれば今のところ問題なしです。

通話やSMSなどは未検証なので、心配な場合はmineoの公式発表を待ってからのアップデートをお勧めします。

2017年11月25日土曜日

改良型 第2世代バタフライキーボード(US配列) レビュー

キーボード修理により、2017年モデル同等の改良型 第2世代バタフライキーボードとなった愛機MacBook Pro (15-inch, 2016)

初期型の第2世代バタフライキーボードを1年近く使用してきたため、打ち心地がかなり良くなっているのが感じられます。

違いがはっきりとわかる今のうちに変化点をレビューします。

打鍵音


初期の第二世代バタフライキーボードはカチャカチャという打鍵音が不評でした。
しかし、改良型では叩き方にもよりますが圧倒的に静かになっています。

軽くなでるようにタイピングすると低めの「カタカタ」という音で軽快に入力が可能。

少し強めにキーを叩くとやや「カチャカチャ」という音が目立ち始めますが、初期型と比較すると高音部分がカットされて耳障りな感じが大きく改善されています。

感触


初期型と同様に薄型ながらしっかりとキーが沈む手応えがあります。

さらに、キーの平面方向への遊びがなくなって剛性が上がったような感触があり、不安定な感じが一切なくなりました。

キートップ


2016年モデルをトップケースごと交換した場合、2017年モデルのトップケースとなるため2016年初期キーボードとはキートップの刻印が変わっています。

US配列キーボードの場合は以下のような変更が。
  • controlキーに記号が追加
  • optionキーのサブ表記がaltから記号に変更
  • returnキーからenterの表記が削除


JIS配列だとreturnやshiftやdeleteも記号になっているようで、US配列とも異なるようですね。

まとめ


MacBook Proの2016年モデルと2017年モデルで改良されたと言われていた第2世代バタフライキーボードですが、間違いなく良くなっていることが感じられました。

とはいえ、2016年初期キーボードでも大きな不満があったわけではないため「より良くなった」というのが率直なところです。

逆に今から2017年モデルの購入を考えるのであれば、キーボードに関しては安心してよさそうです。


2017年11月23日木曜日

MacBook Pro (15-inch, 2016) 修理顛末 トップケース交換編

ピックアップ修理によりキーキャップ交換されたMacBook Pro (15-inch, 2016)
これで快適になったかなと思ったのもつかの間。
なんと別のキーから異音が!
再修理依頼から思わぬ展開に?!

2回目の修理の顛末です。

11/18
  • 最寄りのApple正規サービスプロバイダを予約して修理の相談
  • その場で症状を確認して引き取り修理へ
  • 週末を挟むため通常5〜7日程度で返却予定とのこと

11/19, 20
  • 連絡なし

11/21
  • 修理完了品が店頭へ返却された旨連絡あり

11/23
  • 引き取り完了

今回も実質4日のスピード修理でした。

修理内容


前回はキーキャップ交換でしたが、今回はトップケースまるごと交換

キーボードを試しにタイプしてみたところ明らかに以前のものより剛性がアップして静かになっています。
そして何やらキートップに違和感が。

こちらが交換された新しいキーボード

こちらが購入時のキーボード

ほとんど間違い探しですが、よくみて見るとoption、control、returnキーの刻印が変わっています。

不思議に思って確認してみたところ驚愕の事実が。

2016年型MacBook Proの第2世代バタフライキーボードは同様の不具合が相次いでいたため、2017年型で改良を実施。
そしてなんと2016年型のトップケース修理の場合は2017年型のトップケースに交換されるそうです。
そのためキーボードが改善されキートップも2017年型と共通になり、発売時のキーボードとは刻印が一部異なるものになっているのだとか。

さらに、トップケースはトラックパッドとバッテリが一体になっているということでなんとトラックパッドとバッテリも新品に。
確かに充電回数がリセットされていました。



ちなみにトップケース交換の証というわけではないですが、Thunderbolt 3端子周りは保護フィルムが貼られていました。



というわけで、2回修理に出す手間はかかったものの、
  • 改良型 第2世代バタフライキーボード(一部キーの刻印に変更あり)
に加えて
  • 新品のトップケース
  • 新品のトラックパッド
  • 新品のバッテリー

という嬉しいおまけまでついてきて、MacBook Pro (15-inch, 2016)は再び絶好調となりました。

それにしてもこの改良型キーボード、初期型とはかなり異なり打ち心地が大幅に改善されているため、別途レビューしたいですね。


2017年11月18日土曜日

mineo + iOS 11.1.2 + au版 iPhone 7で動作確認

iOS 11.1.2が公開されていたのでアップデート。

au版 iPhone 7とmineoの組み合わせですが、ネットを見たりするだけであれば今のところ問題なしです。

通話やSMSなどは未検証なので、心配な場合はmineoの公式発表を待ってからのアップデートをお勧めします。

2017年11月15日水曜日

MacBook Pro (15-inch, 2016) 修理顛末 キーキャップ交換編

本体の温度が上がると異音を発するようになったMacBook Pro (15-inch, 2016)
保証期間内だったためAppleに相談してみることにしました

11/10

  • iPhoneアプリのAppleサポートからチャット相談開始
  • 間も無く担当の方から応答があり、症状を伝えたところ似たような症例があるとのこと
  • そのまま修理申し込み手続きに移行
  • 引き取り修理を依頼してチャット終了

11/12

  • チャットで依頼した通り、定刻でヤマト運輸により引き取り

11/13

  • 進捗無し

11/14

  • 修理状況のページを確認したところサービスセンターに入荷
  • その日のうちに修理中→修理完了→発送済み

11/15

  • 午前中に修理から返却


引き渡しから返却までわずか3日のスピード修理でした。

修理内容


異音がすると申告したキーのキーキャップが交換されていました。
交換されたキーは他のキーと比べると遊びが少なくキータッチがわずかに異なるようです。

経年劣化で他のキーキャップも異音を発するようになるのか定かではありませんが、ひとまず静かなキーボードに戻って一安心です。

2017年11月10日金曜日

MacBook Pro (15-inch, 2016)のキーボードから異音?

快調に動いているMacBook Pro(15-inch, 2016)ももうすぐ購入して1年。
最近はDeep Learningで遊んでいて、CPUの負荷が高くファンが高速回転する機会が増えてきました。

そんな折、今までに聞いたこともないような音キーボードから聞こえてきました。

MacBook Proの2016年モデルから採用されている第2世代バタフライキーボードはキーを押すと「ポコポコ」と低い音がするのですが、突如YやUキーから「パチパチ」という甲高い音が。

同様の症状を調べてみたところ、どうも高負荷をかけて本体温度が上がると発生することがあるようです。
確かにDeep Learningで負荷が高くなると症状が発生し、負荷が下がって温度が下がると静かになります

保証期間ということもありAppleに連絡したところ、、、入院が決定
顛末は別途まとめますが、それにしてもAppleの修理対応は本当に素晴らしいですね。。

mineo + iOS 11.1.1 + au版 iPhone 7で動作確認

iOS 11.1.1が公開されていたのでアップデート。

au版 iPhone 7とmineoの組み合わせですが、ネットを見たりするだけであれば今のところ問題なしです。

通話やSMSなどは未検証なので、心配な場合はmineoの公式発表を待ってからのアップデートをお勧めします。

2017年11月9日木曜日

風車

東京モーターショーの会場で見かけた風車。

SEL55F18Z + α7II:55mm, F1.8, 1/1600, ISO100

東京ビッグサイトは不思議な空間ですね。


2017年11月1日水曜日

mineo + iOS 11.1 + au版 iPhone 7で動作確認

iOS 11.1が公開されていたのでアップデート。

au版 iPhone 7とmineoの組み合わせですが、ネットを見たりするだけであれば今のところ問題なしです。

通話やSMSなどは未検証なので、心配な場合はmineoの公式発表を待ってからのアップデートをお勧めします。

2017年10月21日土曜日

ベーシックなノート型Macを比較 2017

友人からMac買い替えの相談があったため最新のラインナップを比較してみました。

要件


  • ノート型
  • 内臓ストレージ256GB以上
  • 安い方が良い
  • 所有しているUSB機器を使いたい
  • デジカメの写真をSDカードで読み込みたい

10年前の機種からの買い替えということですが、たまに持ち運ぶ程度なのでサイズはあまり気にしない、事務用メインなのでディスプレイの綺麗さもあまり気にしないとのことです。

調査


MacBook AirMacBook
詳細https://www.apple.com/jp/macbook-air/https://www.apple.com/jp/macbook/
ディスプレイタイプ標準Retina
ディスプレイサイズ13インチ12インチ
ストレージ256GB256GB
重量1.35kg0.92kg
カラーバリエーションシルバーシルバー/スペースグレー/ローズゴールド/ゴールド
価格(税込)128304円154224円
DVDドライブ要 追加(3000円程度)要 追加(3000円程度)
Type-Cドック不要要 追加(6000円程度)
合計(税込)131304円163224円

要件を考慮するとノート型Macのエントリーモデルがちょうど良さそうです。

MacBook Airは言わばレガシーなMacノートの完成形
処理性能は必要十分、豊富なUSB Type-Aポートのおかげで所有しているUSBデバイスはそのまま活用でき、SDカードスロットまで内蔵されているため、すぐに乗り換えが可能です。

ベースの価格が安く変換アダプタ等も不要のため、コストパフォーマンスは抜群です。

MacBook5年後のスタンダードになり得るMac
極限までシンプルに削ぎ落としたデザインは4色のカラーバリエーションがあり、USB Type-CやRetinaディスプレイなど最新の装備が詰め込まれています。

新しい分、過去の資産を生かすには変換アダプタなどが必要になるため、出費は増えてしまいます。

結論


USBを始めとした移行期であるため難しい選択ではありますが、今回は予算を抑えたいということと、これまで使っていた周辺機器を流用したいという要件があったため、MacBook Airを購入することとなりました。

とはいえ、ミニマムなデザインと美しいディスプレイのMacBookもやはり魅力的ですね。


2017年10月14日土曜日

α7IIで運動会 オススメの設定と撮り方

先日子供の幼稚園の運動会がありました。
α7IIで運動会をうまく撮影するコツが掴めてきたので紹介します。

α7IIで運動会を撮るための装備


日常スナップとは少し勝手が違うため、装備には万全を期す必要があります。

まずは書き込みが高速なSDカード。シャッターチャンスが多く撮影枚数も多くなりがちで、バッファフルになると撮影機会を逃すため、SDカードの書き込み速度は早い方が良さそうです。
今回は使い慣れたTranscendのUHS-I対応の物を使用しました。

レンズは望遠側が200〜300mm程度のズームレンズが必須。
α7IIはSEL70200Gなどフルサイズ対応のレンズであれば2400万画素で撮影できるため、トリムして拡大したとしても十分な画素数をキープすることができます。

一方SEL55210などAPS-Cモードで撮影する必要があるレンズの場合は1000万画素まで解像度が低下してしまうため、トリム耐性が下がってしまうため注意が必要です。

AF-Cを使うことになるのでバッテリの減りも早め。1日撮るなら2, 3本は予備のバッテリーがあると安心です。

α7IIで運動会を撮るための露出設定


ブレピンボケを回避するためにはMモードがオススメです。

ブレずに撮るにはシャッター速度を1/800より高速に設定。
よほど高速な動作でなければしっかりと止めて撮影することができますが、可能であれば1/1000以上にしておいた方が安全です。
望遠撮影での手ブレも防げて一石二鳥です。

ピンボケによる失敗を減らすために絞りをF5.6〜F8に設定。
被写界深度が深くなるので全身にピントが合う確率が上がります。

F9以上絞るとα7IIでは像面位相差による高速なAFが効かなくなるため、絞ってもF8までにしておくのが無難です。
絞っているとはいえ望遠で撮影すれば背景も程よくボケます

ISOはオートに設定。
シャッター速度と絞りを固定しているので、ISO感度を自動調整させることで適正露出が保てます。
運動会であれば大抵良い天気なので、感度が上がりすぎてノイズが増える心配もあまりありません。

α7IIで運動会を撮るためのAF設定


運動会で難しいのはAF合わせ。
一番取りやすいと感じた設定は以下の通りです。
  • フォーカスエリア:フレキシブルスポットM(位相差AFエリア内に配置)
  • フォーカスモード:AF-C
  • プリAF:入
後はひたすらEVFを覗いてシャッター半押し、もしくはカスタムキーに割り当てた「AFオン」を押しながら、フォーカスエリア内に我が子をとらえ続けます。 
フレーミングし続けることが最重要、ここは撮影者の技術が問われます。

α7IIで運動会を撮るための撮影設定


動体撮影なのでドライブモードは連続撮影Hiオートレビューはオフ

ただし、α7IIの連写では被写体を追えないということを今回痛感しました。
連写中は撮影後の画像が表示されるため、横方向に動く場合はまともにフォーカスを合わせることができません。

フォーカスエリアをフレキシブルスポットにして自力で被写体を追う場合は、連写しないことが最も成功率が高まります。
連写しないことでEVFの映像がすぐに復帰するためAFのためのフレーミングがかろうじて可能です。

撮り方としては、
  1. シャッターを半押し(またはAFオン)しEVFを覗きながらフォーカスエリアに被写体を入れ続けるようフレーミング
  2. ここぞというタイミングでシャッターを押し込みすぐ半押しに戻す(AFオンの場合はカスタムキーを押しっぱなし)
  3. どうしても保険で数枚撮っておきたい場合は、カンを頼りにフレーミングしながらシャッターキー押しっぱなしで連写
となります。

どうしても横方向に連写して撮影する必要がある場合は、フォーカスエリアをワイドにして、やや広角気味(被写体が画面の高さの1/2〜1/3程度の大きさ、後から必要な大きさにトリミング)で、液晶パネルのライブビューと被写体を肉眼で見ながらカメラをパンさせて撮るのが良さそうです。

まとめ


高速シャッターで絞り気味にし、フォーカスエリアを小さめにして自力で被写体を追い、タイミングを見計らって単写で撮る。
α7IIで運動会を撮影する場合、これが一番失敗が少なそうです。

しっかりフォーカスエリアに被写体をフレーミングできれば、AFに失敗することはまずなく、フルサイズらしい印象的な写真が撮れるため、今後もα7IIでの撮影に挑戦したいです。


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2017年10月13日金曜日

iPhone 5Sのバッテリを自分で交換 DIGIFORCE リチウムイオン電池

突如、電源の入らなくなった妻のiPhone 5S
代替機も入手したため、処分することも考えていましたが、バッテリ不良が原因ということは目処が立っていたため自分で交換してみることに。



今回購入したのはDIGIFORCE リチウムイオンバッテリー iPhone 5S用

通常、バッテリ修理はApple正規で約1万円、iPhone修理店でも5000円程度かかります。
そんな中、自分で直そうと思った決め手は修理キットの価格。
なんと必要な工具が付属して2000円前後で購入できてしまいます。

様々な種類のバッテリが売られていますが、PSEマークがついていて評判の良いDIGIFORCEのものを選んでみました。



コンパクトな箱の中にはバッテリのほかに、iPhone 5Sを分解するためのツールが一式揃っているため、これだけでバッテリ交換が可能です。

  • バッテリ x1
  • ヘラ x4
  • ドライバ x2
  • バッテリ固定用両面テープ x2


手順書は付属していませんが、YouTubeなどに分解動画が多数公開されているため情報に困ることはありませんでした。

交換手順の詳細は各所で紹介されているため省きますが、一番苦労したのはバッテリの両面テープの取り外し。



ヘラでこねたりドライヤーで温めたりしながらなんとか取外せました。

無事に復活したので、活用方法を考えたいですね。

ちなみにこのバッテリは1年保証がついているため、万一の時は交換もしくは返品対応してもらえるようです。

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2017年10月12日木曜日

mineo + iOS 11.0.3 + au版 iPhone 7で動作確認

iOS 11.0.3が公開されていたのでアップデート。

au版 iPhone 7とmineoの組み合わせですが、ネットを見たりするだけであれば今のところ問題なしです。

通話やSMSなどは未検証なので、心配な場合はmineoの公式発表を待ってからのアップデートをお勧めします。

2017年10月4日水曜日

mineo + iOS 11.0.2 + au版 iPhone 7で動作確認

iOS 11.0.2が公開されていたのでアップデート。

au版 iPhone 7とmineoの組み合わせですが、ネットを見たりするだけであれば今のところ問題なしです。

通話やSMSなどは未検証なので、心配な場合はmineoの公式発表を待ってからのアップデートをお勧めします。

2017年10月2日月曜日

au_Wi-Fi2に自動接続させない方法 mineoでも大丈夫

iOS 11にアップグレードして以来、なぜかau_Wi-Fi2に自動接続を試みるようになってしまいました。

この現象が発生した環境はau版iPhone 6 + mineoau版iPhone 7 + mineoの組み合わせ。
auと契約しているわけではないので当然au_Wi-Fi2には接続することができず、全く意味がない動作です。

Wi-Fi設定から自動設定をオフにしようとしましたが、なぜかその設定が見当たりません。(iOS 11から設定が消えた?)

仕方がないのでApple Configurator 2自動接続をオフにするプロファイルを作成、インストールして1日使用してみたところ、無事接続画面が表示されなくなりました。

今回作成したプロファイルは以下の手順でインストール可能です。
# 本プロファイルの使用によるいかなる損害にも責任は負えませんので、予めご了承ください。

プロファイルインストール手順


iPhoneで以下のリンクを開き「au_Wi-Fi2自動接続無効.mobileconfig」をダウンロードしてインストールしてください。

au_Wi-Fi2自動接続無効.mobileconfig


表示されるダイアログで「許可」をタップ。


プロファイルが表示されるので「インストール」をタップ。


パスコードを入力。


署名がないため警告が出ますがこのまま「インストール」をタップで完了です。

これでau端末をmineoで格安運用しても余計なストレスがかかることはなさそうです。


2017年9月30日土曜日

Deff RONDA ソフトレザージャケットケースはiPhone 7にジャストフィット

iPhone 7のケースを探していた時に目に留まったのがDeff(ディーフ) RONDAシリーズのソフトレザージャケットケース。

1枚革(PUレザー)を使ったシンプルなデザインと丁寧な作り込みが魅力のケースです。



購入したのはネイビーブルー
ワンポイントのロゴが入っています。



内側はマイクロファイバーが貼られているためボディーを傷から守ってくれます。



iPhone 7ローズゴールドに装着。
ブルーとピンクの組み合わせはなかなかかっこいいです。



カメラ部分のくりぬきが大きいため、iPhone 6, 6s, 7に対応しています。
iPhone 6シルバーにつけるとこんな感じに。



iPhone 7と比べて少し小さめのiPhone 6でもしっかりと装着できています。
コネクタ部が広く開口しているため、Lightningケーブルの抜き差しも問題ありません。




ただし、残念ながらiPhone 8には非対応なのでご注意ください。

手に収まりが良く滑りにくい素材のため、安心感が得られるケースです。

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2017年9月27日水曜日

mineo + iOS 11.0.1 + au版 iPhone 7で動作確認

iOS 11.0.1が公開されていたのでアップデート。

au版 iPhone 7とmineoの組み合わせですが、ネットを見たりするだけであれば今のところ問題なしです。

通話やSMSなどは未検証なので、心配な場合はmineoの公式発表を待ってからのアップデートをお勧めします。

2017年9月26日火曜日

macOS High Sierra登場!MacBook Pro (15-inch, 2016)をアップグレード

macOS High Sierra(ver. 10.13)が配信開始!
早速MacBook Pro (15-inch, 2016)にインストールしてみました。



最大のトピックは新ファイルシステムApple File System(APFS)への切り替え。

かなり大規模な変更にも関わらずインストールはあっさり終了
ファイルシステムもAPFSに変わっていました。

噂の超高速コピーは文字通り爆速。数Gバイトのフォルダが一瞬でコピーされます。
もちろん物理的にコピーしているわけではなく、メタデータのみ複製しているということですが、賢いですね。

HEIF対応などiOS 11と足並みが揃ってますます便利になっています。

MacBook Proユーザーとして気になるのはTouch Barの進化
日本語変換時の表示など色々と改良が仕込まれていそうです。



細かな点に注目しながらしばらく使い込んでみることにします。

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